陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
作劇塾的飲み会:反省

実を言うとね、金曜日のネトラジ中、電話がかかって来た時、考えちゃいたんですよ。

「あの人がここにいらっしゃるのなら『あの事』だけは質問せねば!!」


恐怖心というものを、どうやって克服すればいいのか?

投稿するうちに、こんな事考えておりましてね。


投稿作品を書いている内は良いんですよ。

でも、いざそれを郵便局へ持って行く前に、とんでもなく怖くなるんですね。

作劇塾の課題と違って、書き直しや修正も出来ない一発勝負です。

好きでやっている事だから、別に怖いも何も無いでしょ? とも言われそうですが『好きだからこそ怖い』があります。

好きだからこそ、落選はキツイ。好きで書いているのに作品はこの程度かよ、と選考者だけではなく、自分ですら自分を否定してしまうのですわ。

自信喪失って奴で。


落選にはもれなくついてくる、己と選考員の二重の否定、自信喪失。

あれをもう味わいたくないという恐怖心。

真代屋さんは、投稿を続けて作家になった方ですが、彼はこの恐怖心をどうやって克服したのか?


私にとって、今のところ一番重要な部分でした。

テクニックや発想法は、作劇塾や映画や本で学べる。

でも、投稿生活の基本はこれじゃないのか?

やり遂げる、投稿し続ける基礎。

色んな作家さんのエッセイとか読んで、小説の書き方ハウツー本も読んだけど、このあたりの話は出てこないんですよ。


4月にいらっしゃった真代屋さんの創作話を、実は横でこっそり聞いていた私。

でも、どうやって恐怖心という山を越えたのか、この話は聞いていない。


で、質問したところ……有難うございます。

あ、そういうことねと目からウロコ。


先生にとっては、飲み会の目的を忘れちゃおらんかね? と心配されているようですが、大丈夫です。

ポイントは押さえております。


……多分、ですけど。










塾のそちら側

合評。


スリーサイズオール100ヒロインへの見舞金を持って、サラリーマン自治会長は病院に訪れます。

そこで見たものは、混乱する病院の後方事務と、苛立つ患者の渦巻く受付ロビー。


中略・見舞金を、何だか状況がおかしい看護士ステーションに置いて、さあ帰ろうとした自治会長は、病院内ロビーにて恐ろしい風景に出くわす。

暴動の院内、喰い殺し合う人々!


「受付で待たされる、苛立ちがエスカレートした挙句、集団心理の暴走によってこんな凄まじい惨劇が!!」

共食いの現場に愕然とする、ずれた思考回路のサラリーマン自治会長。

しかし、警察の機動隊が病院に突入。

そのすきに逃げ出す自治会長。

その途中、ゴリラみたいな化け物を目撃する自治会長です。


さて、無事に家に逃げ帰ったサラリーマン自治会長ですが、おかしい。あの混乱がニュースにもネットにも挙がっていない。

土曜日の休日に早起きしてしまい、ネットやニュースをチェックしながら頭を傾げる自治会長。

「お父さん、どうしたの?」

それを見守る、妻と子供たち。


その時、土曜日の朝6:30にサイレンが町内に響く!

『ご町内の皆さん、指定の避難場所へ避難してください!!』


「町内の避難訓練は、今日の10:00からじゃないのか?」

さては、避難訓練のフライングだと驚愕の自治会長。

恐らく間違い放送である。それでも、真に受けた住民が避難場所の公民館に集まっているかもしれない。

その時に、自治会長の自分がいないのはおかしい。

公民館へ向かおうとする自治会長。

それについていく妻子。

「いくら誤報でも、自治会長の家族が無視しているのはおかしいじゃん」

「どうせ休みだよ」


かくして、自治会長一家4人は早朝の公民館へ……


「あのな、パ・リーグとセ・リーグをクグレ」


えーと、作中、パ・リーグ、タイガース対ヒロシマの試合結果のニュース報道を出したことに、先生いたくご立腹。


「で、この後どうするんです? このサラリーマン自治会長、何のバトルスキルもないただのおっさんですよ。どうやって生き残るんですか?」

「と、いうか、もう完全メインの主人公ですよ。コイツが世界を救うんですか?」


バトルスキルなしの、無力な主人公をどう生き残らせるかは「三国志」を参考にさせて頂きます。

その後の展開ですか……スティーブン・キング原作の『ミスト』が頭に浮かびますねえ。

まあ、あれは物凄くバッドエンドな、後味の悪い映画でしたね……まあ、そこまで書く勇気は私には無い。

……それにしても、当初の主人公、イケメン人喰い男子高生はどうしようかね。


と、考えていた私に、無情な指摘が!

「次の章へ行け」


あのー、と呻く私。

「次へススメって……書き直しや訂正箇所は?」

次の展開、まだ考えていないよ。

ふふふと先生。嫌な笑顔ですねえ。


「書き直しや訂正で、次の展開を考える時間を稼ごうと思ったやろ? そうはいかん」


天を仰ぎ見る私。ああ、天井に貼られたポスターの大半は黒澤映画。三船がいっぱい。


その時浮かんだのは、追い詰められれば、いい案が浮かぶという言葉。


だといいな……





お詫び

申し訳ありません、燃料切れです。

徹夜明けの日に、一睡もしないまま掃除洗濯を済ませ、図書館へ行って焼肉、アルコールをまた入れてしまったせいで、頭ぐらぐら目の前がワンダーワールド。

ちなみに飲んだのはチューハイ三杯、ワイングラス一杯。

駅から家までの間に、行き倒れになるほどの勢いでした。

道端で倒れ、不審死として、警察を動かしてしまうところでした。

ああこわ。


合評にて、課題に『次の章にススメ』が出てしまった苦悩を抱えて、明日は山登りです。


どう展開させりゃ良いんだ……?


ではまた明日

塾の当日

さて、ついにこの日がやって来ました。


果たして合評で、課題作品は通るのか!?

通ったとしても、この次の展開を考えているんかい! と己にツッコミ。

いやね、本当、話を作るのが行き当たりばったりなのです。


以前、小説の書き方というハウツー本を読んだことがありましたが、その項目に『魅力的なキャラクターを作ろう』というのがありまして。

ええ、そうですね、それは間違いないと思う。

キャラクターが勝手に動いて、話を作ってくれる、と仰る漫画家さんの言葉を何度か読んでおります。

実際、そうだろうなと思ったことがありました。

で、ところでですね。


そのハウツー本の作者の先生に、質問のお便りでも出そうかと考えてしまった今日この頃。


『魅力的だと思って作ったキャラクターでしたが、後で作った他のキャラクターたちが異常にキャラ立ちしてしまい、影が薄くなってしまいました。おかげで使い勝手が非常に悪いキャラクターになって困っています。さて、どうやって見せ場を作れば良いのか、どうやって話に絡ませればいいのでしょうか、困っています。この場合はどうしたらいいんでしょうか』


『なお、これを読んで下さっている、作家の先生および仲間たちからは「そんなキャラクター忘れた。さっさと殺しておけば?」と無情なことを言われています』


……返信、来るかな?






作劇的飲み会と、職場的飲み会

先週、塾が休み。

久しぶりですねえ、塾の皆さんのお顔を見るのも懐かしいでしょうねえ。

しかも合評だよ。SF担当なんて三年ぶりだよ。

飲み会では、彼の批評を聞かせていただいておりましたが、酒抜きのしらふで聞くのは久しぶりですわね。しみじみしますね、イヤホント。

しかも、広島からの新塾生さんも、初・合評参加ではないでしょうか……


そう言う訳で、結構ドキドキです。


しかし、先日塾以外の会社の飲み会に参加し、会社の上司の仕事論・人事の裏側に会社の内部事情一色の話題の中、酒を飲みつつ「面白くねーな」と思った私ですが。

その考え方の過ちに気が付いてしまった次第です。

会社の飲み会で、楽しもうというのがそもそもの間違いなのよ。


あそこはオフィシャルの場。

飲み会の音頭取りに使われる定番『無礼講で』『皆さん、日頃の憂さを忘れて楽しんでください』という言葉は、完全なる虚礼ですわ。

いや、こっちの飲み会に限って言えばと、いうか、上司が参加する場ではね。

仕事の話にもなるわな、情報交換の場にもなるよね。上司の熱い説教や教訓話にもなろうさ。

ええ、それが正しい職場の『飲み会』として、あるべき姿なのよ。

どんな形であれ、情報と上司の話。それは、他の男性社員にとっては必要だしな。


私が求めていることは、川で鯛を釣ろうとしている事だった。。

あの場で作劇塾的空気を求めるなど、愚かもいいところだったんだわ。

……送迎会費2000円で悟ったことでした。

そして、次の飲み会の出欠は『否』にしておく。

楽しめない奴が参加するなんて、酒にも自分以外の出席者に対しても失礼ですからね。


ですが、あの飲み会の席にて、上司が

「接待は会社の金で良いもん食っていると思わないで欲しい。好きでもない酒を飲まなきゃいけない時があるんだ」と仰っていたのを聞いて、しみじみ思ったのは……


飲み会を出たい、出たくないと好きに選べるのは、1つの幸福だなと思った次第。


私の上司って酒に弱い人や好きじゃない人、多いのよねえ。