陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
部下と賞味期限

我が部下よ。


病欠の理由聞いて、ビックリしたよ。

食中毒? しかも冷蔵庫の奥で忘れていた、ステーキ用の牛肉にあたったって?

消費期限期限4日切れ? 


あのなあ、いつも言っているでしょうが。整理整頓しなさいって。

冷蔵庫だけじゃないぞ、キミの机の上はいつも乱雑よ。

おかげでこないだ、書類がなくなって大騒ぎしたでしょうが。

つうか、キミは消費期限というものをどう思っているの? 

先日も、確か消費期限5日越え豆腐を食べたとか言っていたな。湯豆腐にしたから大丈夫ですよって、そんな問題か。

すでに開封されて、棚に置かれたままで忘れ去られていた、賞味期限を三ヶ月越え『ぼんち揚げ』平気な顔で食べているキミを見た時は、驚愕したわ。

湿気ってませんよって、イヤ、そんな問題じゃないでしょうが。

食べ物を大事に云々というより、キミは何か、見えない敵と戦っているのかと思うよ。


仕事の期日は守るべきですが、食べ物の消費期限は守らなくても良いんですよって、そんな問題か。

いいですか? 今後は消費期限を守って食べなさい。

これで分かったでしょ、己の消化器官を過信するんじゃありません。

それから、身の回りの整理整頓忘れずに。


また同じようなことがあったら、職場の三時のおやつ、キミには配らないからね。


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これ食べてお腹壊して仕事休んだら、上司から、絶対にこんな風に怒られるよなぁ。

冷蔵庫から発掘された、100g1000円のステーキ用牛肉、半額セール品・消費期限4日越えを見ながら、食べるか否か、悩んでいる最中の私です。


映画にぶつくさ

10,000人中9,999人が『名作!』と認める映画はないにしても、一般的に『ヒット作』『有名監督の代表作』という作品に「……つまんない」というには勇気がいる。


まあ、いろいろありますからね。

例えばキリスト教の教義や歴史を知らないと、映画の背景がイマイチぴんと来ないとか、恋を知らない子供に、この愛の苦悩を分かってたまるかとか、本当の空腹を知らない飽食世代には、知りようもない苦しみだとか、まあそういうの。


観る映画に「好き」「そうでもない」が分かってくるのも、色々と観ているうちに分かってくるってもの。ジャンルによるのか、ストーリー展開か、俳優か監督か。


で、ようやく分かって来た自分の好みですが。

どうやら私は「セリフ少な目」「モノローグ多い」「映像の綺麗さに力入れてる」作品がどうも苦手らしい。

まだるっこしいのです。カラオケのミュージック、イメージ映像見ている気がする。主人公のモノローグや少ないセリフ、写真のようにキレイな背景を材料に、断片断片、映像とセリフを追いかけて、自分でストーリー組み立ててくれと言われている気分。


最近、そんな映画によく当たる。キ●ガイピエロとか、アジア映画の名作といわれている恐●分●とか。


悪酔いした頭で、世間一般ではなく、あくまで自分の偏見と独断で思う『名作の条件』を考えると。


クラシックも最新作も問わず「ストーリー単純でカット割りも分かりやすくて音楽も素敵、酒に酔って観ても、話についてこられる」作品ですわ。

そうなると「ガンダムORIGIN」と「ゴッドファーザー」「第三の男」「カリオストロの城」「ロミオ・マスト・ダイ」が並び立つ私の名作選。


あ、ごめん。

「地下室のメロディ」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「現金に手を出すな」も入れておいて。


と、いう反省や感想も踏まえて考える。


名作って、結構単純明快なストーリー多いわね。






事務仕事

退屈な仕事の響きがある事務仕事。

デスクワークよりも営業の方が花形、そんな雰囲気さえあります。フィクション作品においても、組織の中であれば、登場人物が営業職であるとか、どちらかといえば外部と接点のある職種の方が多いですな。

銀行内部の融資がらみの不正を扱った話は『半沢直樹』が代表ですが、あれも『デスクワーク』とはちと遠い。


……面白いんだけどね。事務って。

1つの案件に対し、内部で定められた通りに手続きを進めて書類を徴求し、上司に回して印鑑もらう、といえばそれまでだけどさ。


書類というのは一枚ではありません、案件によっては複数の書類を作成せねばならず、その手続きもAコースなのかBコースなのか? 許可をもらう上司はDなのかCなのか? ああっコンプライアンス上のチェックもいるぞ! Gさんも参加だ! おうっ 期日は3日後なのに、Dさん休暇で一週間不在だわ、てぇことは代行者がHさんか……あああ、Hさんっ この書類のハンコを押すまで、今日は外出したらダメ! というスリルとサスペンス。


それにですね、完璧な書類というのは隙がなく、どこをめくっても『何故この印鑑を客から徴求したのか』『この確認書類は何のために添付したのか』めくっていても、実に無駄がない。


……と、いう面白さを見出している私ですが、いっそ事務小説でも書くかと思った事がありして。

職場で聞いてみた私。

「半沢直樹、事務職バージョンってどう思います?」

「アレは、融資の『不正』という分かりやすい巨大な悪と戦うから面白いんじゃないのよ」

きっぱりと言われる。

「事務職に、そんな分かりやすい『巨大な悪』があるとすれば、何よ?」

「……書類の印鑑漏れでしょうか」

「契約書類の紛失も忘れちゃ駄目よ」

「あ、保管期限未到来の書類のシュレッダー!」

「いやぁぁっ こちらの記入ミスで、お客さんの訂正印!」


……上記3つ、悪というより、事務仕事をしている人しか分からん恐怖ですね。

あ、未感覚ホラーにはなるかな。



キャラが先か話が先か

塾生の皆さんと話をしていると、ストーリーの作り方や浮かび方も色々パターンがありまして。

「頭にふと浮かんだシーンに、あれこれと浮かんできたものをパッチワークのようにつないで作りますねえ」

「ある状況を考えついて、そこから話を広げていくかな」

ふぅん、と思ったもんです。パッチワーク型、結構多いな。

そういえば、今書いている課題もパッチワーク型だ。状況と舞台設定という箱を考えてから、後付けで作ったキャラクターを放り込んで、彼らがどう動くのか観察っていう感じ。


で、今ですが。

まず、頭の中に先にキャラクターが出来てしまいまして。

そして、登場人物を取り巻く人間関係図だの環境が立ち上がってしまった。

まだストーリーは出来ていない……けど、そうなるとキャラクターに合わせた話を考える必要が出て来る。


お料理に例えますと「まずカレー(怪談)を作ろう」と考え、材料(キャラクターや舞台設定)を整えるのが定番な方法なんですが、キャラクターという材料が先に目の前にあって、そこから「さあ、何を作ろうか」と考えるのは……別に珍しくないけど、ジャンルに悩む。

そして、長編向きか短編向きか。

キャラクターとジャンルがマッチしないと、流れがどんどん違う方向へ進んで行き、ああ、話がカオスに……って今だよ、今の課題がそれじゃないの。


もう、失敗はしたくないな……と、設定書きと、自分で描いたキャラクターイラストを睨みながら思案中なんですが、非常に困っていることがある。


毒舌で傍若無人で見た目もナンありで、根性も無いヒロイン……使える話のジャンルが限られる。

ホラーにはあまり使いたくない。

さあ、何を書けば良いんだ。








防音問題

先日の送迎会にて・上司との会話。

「やっぱりウーファーがあったほうが良いですかね?」

「ウン、映画観ても、ヘリの音がホントに上から降ってくるようでさ。あれがある無しで、爆発音とか迫力が全然違う」

うんうんと深く頷く彼。

家電やデジタル関連大好きな人でした。ちなみに家の音響設備は5・1チャンネルだそうです。

そんな上司が、東京へと去る前に私に残した別れの言葉。

「ウーファーはお勧めだよ~」


うーん。

会社帰り、電気量販店でウーファーの前に立つ私。

今はアンプがあって、スピーカーがあるけどウーファーは無い。

低音の再生専用のスピーカーがウーファーなんですが、低音って音楽やリズムの柱です。

映画をデモンストレーションで流しているんですけど、うん、低音がしっかりすることによって、音の輪郭がくっきりハッキリ。

なんだけどね。


「集合住宅でウーファーは、下手したら騒音トラブルですよ」

と、職場の主婦仲間が言っていたのを思い出す。

「低音って、振動が壁や柱を伝っていくから、防ぐのは大変です。騒音トラブルって、近所付き合いじゃ一番深刻でしょ」


確かにそうね。

私はゆくゆくは、この地の自治会長の座を手に入れて、町内の権力の王座に座る予定。

騒音トラブルを起こして、近所の支持率を下げるわけにはいかない。

仕方が無い、ちょっと保留にするか、とその場を後にしたんですが。


その後、ネットで『ウーファーを台車に乗せて、移動式にすることで壁や床の振動を軽減する』という方法を発見!!


ど、ど、どうしよう。