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陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
駄文更新
合評です。
今日の課題が通ったら、次回が最終回!

て、わけで、本日のお昼ご飯は高い店で、いつもの三倍はするお値段のステーキランチを前祝いにたべたんですが。

通らなかったらどうしよう。
駄文更新・読ませたい本

平日……それは社会人(会社員)にとって仕事がある日。場合によっては明日も仕事。あさっても仕事、従って、夜は体力の温存及び、擦り切れた心の回復、活力の貯蔵を行わなくてはならない。

睡眠不足なんて、もってのほかです。授業中居眠りが出来る学生さんには分かるまいが、事務職の人間は居眠りなんか、磔獄門流罪モノ。

つうか、眠気のせいで数字間違えたら、会社の備品のギロチンで首を落とされます。


ですので、夜遊びや夜更かしは休日前夜と決まっています。

余談ですが、サラリーマンの知り合いによりますと、次の日が平日の飲み会である場合『仲間の無事を自宅まで見届けてから帰宅するように』と会社の規定で定められている」そうです。


さて、社会人の夜更かしは酒ばかりとは限らない。

私の目の前に「闇金ウシジマくん」41冊、つまりは41巻までがずらりと勢ぞろい。


トイチどころか10日で5割の超闇金の経営者であるウシジマと、その従業員、そして金を借りる客の人間模様、ドラマを描いた社会の闇と病みのお話……人と金、これが絡んだら実に真っ黒な刺激と陰鬱とわずかな光、実に苦くも素晴らしい名作。

一冊読んだら止められない。

酒を飲みながら読めば、脳に回ったアルコールによって、己のダメさ加減が、そして登場人物への共感と反発によって更なるリアリティを生み出し、ついつい物語に沈没する恐るべき物語。

あ、ああぶなかった、平日の夜だというのに、うっかりどっぷり浸かるところだった。

しかし、名作です。

金と人、という切っても切れない鎖を、そして人の心の闇や救いと裏側は、そして人生と生き方について名言で埋め尽くされた世界は、一度は読んでおきたい作品と言えるでしょう。


いつかは姪に「闇金ウシジマくん」この作品を読ませなくてはと思い、その母親に私の心を告げたのですが。

「……でも、ウチのコ、まだ3才ですし……」

ちなみに、姪の父親は娘に「スラムダンク」を読ませなくてはと思っているらしい。

彼女の叔父は「ジョジョの奇妙な冒険」を読ませようと画策中らしい。

数年後が大変だな、姪よ。活字離れは許されない一族ですよ。



構想の反省

菊地秀行「エイリアンシリーズ」只今再読中。


中高生時代、愛好していたものです。主人公は都内の高校に通う身でありながら、世界指折りのトレジャー・ハンター(宝探し屋)でもある。

世界を飛び回っては宝を探し、魑魅魍魎に異次元生物に妖物と対決し、政治家や警察に億や兆単位の賄賂をばらまき、軍や研究所に自分専用の最新式の武器を開発させ、たまに学校に登校している……色っぽいけど、たまに男前な美少女と、同じ屋根の下で色気と罵り合い、刺激的な同居生活。

宝を求めて信州の山に登れば、そこは山そのものが宝の防御機構になっているわ、上空に浮かぶ巨大な石の城が出てくるわ、まあタイヘン。


読みながら思う……私には、このぶっ飛び感覚が抜けていた。

設定や舞台装置のリアルさ、細かさに気を取られ、妙に「こじんまり」した話になってやしなかったか?

書ける展開と、面白さはまた違う。


反省しながら読書中、でもこのシリーズって、反省しているのも忘れるほど面白いんですわ。

一日一冊読んでいます。





職業とフィクション

と、ある知り合い。

フツーの地方公務員です。しかし、彼の職業は恐らく世界一、ドラマや映画だのに使われる職業です。

週に一本は絶対にテレビ放映されるほど、ポピュラーな職業。しかし、彼は己の職業を扱ったそのドラマを、家でもほとんど見ない。

「くつろぎの時間に、仕事を思い出したくない」

己の職業ドラマで一番キライなのは「西部警察」だそうです。

真の職業人である自分が、一度も撃ったことがないのに、大門軍団はバズーカまで撃っている。

恐らく羨ましいんだろう。


図書館の管理職でもある我が友人

吉田秋生の名作「バナナフィッシュ」を愛している彼女ですが、主人公のアッシュ・リンクスが図書館の本を破ったという所業に、連載終了後の今でも怒っていらっしゃる。

ラストシーン、ナイフで刺された主人公は、親友の手紙を読みながら図書館で眠るように死んでいくのですが、そこもご立腹。

「誰が(死体を)片付けると思っているの!」

美少年の死体でもダメか、友よ。


ちなみに私ですが、銀行強盗を扱ったドラマは、和洋限らず、心穏やかに見ることが出来ない。

一体何時にコイツら押し込んできたんだ、少なくとも朝の10時ではあるまい。待てよ、この客の入りは月末でもないよな、ところで窓口だけじゃなくて後方業務の職員もちゃんと映せよとか、カウンターやロビーの風景から、いちいち考え込んでしまうんですね。


子供の頃は、素直に楽しめた作品が、大人になって「職業病」ならぬ「職業眼」を持ってしまったことによる悲劇。

割に多いです。

大人になるのも大変だ。






散歩と構想

パソコンの前で、物語世界の設定を考えることはほとんど無し。


大概、外を歩きながら考えています。内容はキャラクターの生活圏に関するものが多いもので。

住宅地、といっても色々ありまして、駅の北と南では全く空気が違います。新興住宅地に下町、家の大きさや庭の広さ、どんな花壇なのか、もしくは菜園なのか、芝生なのか、キャラクターの家庭環境によってはずいぶん違ってくる。

駅前だって様々。スーパーはあるのか飲み屋はあるのか、公園はあるのか。

コンビニ分布図はどんなものか。治安はどんなものか。

マンションだって、築年数によっては間取りも畳の大きさも変わってきます。最近のマンションはリビングが広い。でも昔のものは、そうでもない。ベランダの広さも個々それぞれ。


昔住んでいた場所や、知っている場所をベースにして、環境の設定を作ることが多いのですが、まあやっぱり何と言うか、色々な場所の風景を知っていた方が良い。


実を言うと、高校や中学の校舎や敷地に入りたいんですが、なかなか用事もないのに入れないものでして。

学校の廊下ってどんな感じでどれくらいの広さだった? 職員室のレイアウトは? 校長室って何階にあって、どんな内装だったっけ?

文化部の部室は? 校舎の造りは? 中庭は?


近所の高校のフェンスの前で、校庭越しに見える校舎を見ながら悩んでんでいるんですが、あまり長い事立ち止まって見ることも出来ない。


不審者として、通報されてもナンだし。