陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
小説作法の思い出

小説というものは、日本語が書けて読めりゃ、スタートの敷居は高いものじゃない。

好きな作家の本を読んでいる内に、なんとなく「こんなもんか」てな風に、感覚的に書き始めるのがまあ一般的。

そして、始めれば誰しもが一度は手に取る「ハウツー本」

当然ですが、小説の書き方もハウツー本があり。

当時、小説を書き始めた私も手に取ってみたのでした。


さて、そのハウツー本、地の文の書き方で注意していたのは、視点をごちゃ混ぜにするなという事。

例えば、AさんのモノローグとBさんの心の声を同じ場面で同時に書くなと。

これはテレビアニメ好きにありがち、神の目線というそうで。

映像に例えれば、Aに,Bにとカメラがせわしなく切り替わるようなもんで、非常に読みづらい。


そして、セリフは3行以上連続で書くな、誰の口から出ているのか、読者が混乱する。そういうのもあったかな。

そして、魅力的なキャラクターを書けって……それが出来ないから読んでいるんだぁ!


しかし、最近はセリフ主体、3行以上連続どころか、5行8行も続く作品もある。

そうかと思えば、今読んでいる新聞小説。セリフ少な目、神の目線部分が結構ありますが、それもまた面白いんですよ。橋本治さんの「黄金夜会」です。

ああっ 熱海で別れた貫一と美也(宮)が、メンチカツ屋の店主と人妻として、ついに再会したわ! と、まあそれは置いといて。


テクニックや理論は、時代や作者の技量によって変わるらしい。

と、いうか面白ければ良いのか。

しかし、文章が下手なせいで、話の筋そのものは面白いと気が付くのに時間が必要な程、読むのが苦痛だった小説もあったっけ。


なんてうだうだ悩んでないで、さっさと書かんかい……ですね。


さあ、どうやって書こう。

ぼちぼち、課題以外の話に取り掛かる……てことで、登場人物関係図など書いております。

短編の時はほとんど書かなかったんですが、最近は登場人物の名前くらいは控えなくてはいけません。

結構忘れるんだわ……自分の脳内世界の癖に。


レポート用紙に殴り書きですが、名前とか年齢、性格の傾向などを書き留めておきます。後は浮かんだ場面や文章、描写など。

書いている内に浮かぶこともあるし、文章にしてしまったが故に「……と、考えたものの、どうやって描写するんだよ」と頭を抱えることもある。


結構悩むのは『文章』でして。

文章は、映画で言えば映像ですし、この書き方によっては空気感も違ってきます。同じ話でも、小池真理子風日常じわじわ緊張系か、平山夢明風日常がシュール破壊か。

脳内は、山岸涼子の絵で動かすか、伊藤潤二のタッチで妄想を進行させるか。

オチは、どうやって着地させるか。


書いている内に、話の内容が変わっていくことはもう普通になっておりまして、出来上がりは『こんな話を書くつもりは無かったんだが』と、呻くこともしばしば。

それでも最初からキチンと考えないと。恐らく、このメモの内容は使われないかもしれませんが、たたき台は必要なの。


そして、メモが出来たら。

次は書き出しに悩むんだよなぁ。

……着手できる日は、一体いつだ!?







駄文更新・賞味期限

残っている牛乳を見つけたので、ミルクティーにする。

封を開けて10日経っている。さすがに怖くなって匂いを確かめると、かすかなヨーグルトの芳香を感じないでもないけど、まあ良いか。

卵は……お、二週間以上前に買ったものがまだあるな。

スクランブルエッグにしよう。ちなみに、完全に火は通さない。半熟が好きなのでね。

ついでにソーセージ。封を開けた後、消費期限を4日過ぎているけれど、そもそも燻製というのは保存食品でありますから、気にしないことにした。炒めて食べる。


……と、いう朝食ですが、別に腹の調子が悪いという事も無い。

耐性がついているのかもしれない。大体ね、人間の消化器って結構頑丈よ。

食肉偽造、消費期限ラベルの貼り換えとか色々あったミートホープの商品でも、食中毒という被害者が出なかったせいで立件が遅れたんだしね。


と、いうわけで、今夜は消費期限3日過ぎの牛肉のしゃぶしゃぶ。

〆は二週間以上前に買った卵、炊いて一週間目の白米で作るおじや。

周囲の皆からは、冷蔵庫の整理はちゃんとしろ、己の胃腸を過信するなと忠告されていたけれど、最近は何かの修行だと思われているらしい。

「毒の耐性を高める特訓ですか?」


最近ボルジア家にはまっているところから見て、毒でも盛られる予定でもあるのかという質問を受けてしまった。

いや、そういうわけでもないんですけど‥‥…



梅雨と体力

頑丈というのは、病気をしないという意味もありますが『行動力や気力が、湿度や外気温に影響されない』という意味でもあるのね……という最近の結論。

髪の毛が湿気で爆発して、スタイルがまとまらないのよ、なんてどころではありません。

季節の変わり目や、梅雨に入った時、職場のお昼ご飯タイムの話題はこれ一色。

「体がどうもかったるいっすねえ」

「仕事なんかムカついてやってらんねーですよ。集中力が続きませんわ」

「うおぉ、だりーわ。休みてぇ」

妙齢のマダムたちが、まるで校舎裏に集うヤンキーたちのごときやさぐれた会話を交わしております。

この時期に、体力あり余っている人なんか信じられない。そんなの人間じゃないわ、異端審問にかけてやれという勢いです。


実際、季節の変わり目は、朝晩の気温の温度差によって体力を消耗するようですね。

結構、弔電打つ仕事が多いのよ。この時期って。

まあ、10代の頃とは基礎体力や持続力も違うよって事で。


ですが、大人になるとなにがしかの義務とか仕事が出てきます。

かったるいとか休みてぇとか、叫びながらでも片付けなくちゃいけない案件とか、行かなきゃならない場所がある。根性を出して行く場所がある。

それが、金を稼ぐ場所であるのか、それとも己の目標を追求するために通っている場所なのかは、人それぞれですが、それは堕落を止める、一つのつっかい棒でもありますね。


ちなみに、私が一番体力的にきついのは夏です。

毎年最高温度を更新しているじゃんか。暑いのホントにダメなのよ……

堕落の前に、秋まで生きていられるかが、毎年の心配ごとですわ。


写真掲載

KIMG0379.jpg

ネタが無いので、しかも頭が疲れたので、ピイちゃんの写真をアップしてみる。

換羽期なので、現在ボロボロの姿、

しかも気が荒い……最近、家の中はヒッチコックの『鳥』スケールの小さい版です。


やれやれ