本日、会社の送迎会のため、授業を欠席。
ネトラジと課題提出のために、遅くに出ます。
そういうこともあります。
つうか、今回ほど時間的問題で「落とすか? やっぱり13日の金曜日だからか?」とおののいたことは無かった。
ああ良かった……人生何とかなるものね。
歯の痛みだの何だので、時間が押す押すモノカキ時間。
会社から飛んで帰り、着替えもしないままパソコン開く。
課題がまだ書き終えてないのよ、まだ半分くらい残っているがな。
描写に悩む時間もない、優雅にセリフ回しを工夫する余裕なんてあるか。
と、必死こいて書き上げたら、もう22時回っているのですわ。
あああ、晩御飯忘れてたああ。
でも今から食べたら、寝るのが遅くなる……つうか、すでに眠い。
あーそう言えば、朝は空腹より眠気が勝り、夜は空腹より食い気が勝るって言葉があるのですが。
やばいな、何なのこの眠気は。尋常じゃないわ。
し、仕方が無い……薄れゆく意識の中で考える。
夜のお好み焼きは、明日の朝食に回そう。
歯を悪くしたせいで、実に不便で痛い日々。
いやはや、体調って大事ね。人間って頭痛一つ、歯痛一つで動けなくなる脆弱な生き物ですわ……てもんで、昼休みにうどんをすすりながら、泣き言を訴える。
「奥歯が痛くて、モノが噛めないんです……今度の送別会、料理が食べられない……」
「歯医者行って早く治しなさいよ。送別会は会席料理だぞ」
送別会が食の争奪戦、焼肉であれば、おそらく『歯医者になんか頼らずに根性で治せ』と言われたでありましょうが、会席料理は自分のテリトリーがきっちり守られるので、皆さん優しい。
……て、わけで歯医者へ行きまして。
しくしくしく、治療してもらったはいいけど、今後は奥歯で硬いものを噛むなと言われる。
さよなら雷おこし、固焼きせんべい。愛していた硬い食品。
まあいいか、医療が発達して、その内に歯が完全復活する治療法も出てくるだろ。
と、ここまで思って気が付いた。
よく考えたら、すごいですな。何の疑いもなく医療の進歩を信じられるんだから。
電化製品だって、その内もっと良いやつ出ると普通に思っているんだし。
何の疑いもなく、世間に進歩という希望を与えて来た、開発者や医療関係の方々の偉大な功績に拍手。
ところで、ぼんちあげとおにぎりせんべいはセーフなのかアウトなのか、どっちだろう。
さて、食費を見直してみると、バカにならないのが酒代と判明。
チリ産のワインです。
コストパフォーマンス最高と周囲で評判です。
しかもフツーにスーパーに売っている銘柄です。
「飲んでいるのは、一本500円程度のワインなんですがね」
「ほとんど毎日飲んでいるんでしょうが。あのですね、主婦のお料理雑誌を読みなさいな。一食いくらで献立考えていると思う?」
主婦仲間の指摘にふむ、と私。
え~、以前に読んだレシピによりますと、鳥とジャガイモのハーブグリルは、材料費は二人分で、一食200円ほどでした。
あ、それを考えると確かに、500円のワインは贅沢ね。
「スイマセン、私が間違っていました……しかも、カレーライスの日以外は飲んでます」
「ダメよアナタ……もうすぐ健康診断よ。肝臓の数値が引っ掛かったら、淑女として恥よ」
肝臓は良いけど、少しは酒代を押さえるか……そう思っていた先日、台所の奥から、23年前に40度のホワイトリカーで作った自家製梅酒。
うーむ、ドドメ色というかなんというか……香りはまあ、濃い梅の匂いなんだけどさ。
酒に賞味期限あったっけ?
知り合いの酒好き主婦に聞いてみる。
「……と、いうわけで、23年物のドドメ色の梅酒って飲めるんですかね? アレが飲めるのであれば、カレーライスの日以外は当分酒がもつんだけどな」
「カレーライスの日、以外ですって?」
酒好き主婦、ふんと鼻で笑う。
「ワタシ、カレーライスの日も飲んでるけど?」
どうもすみません。酒の肴対決は貴女の勝ちです。
でもそんな彼女も、23年前に漬けたドドメ色の自家製梅酒は、化学変化を起こしていそうで飲むのは怖いらしい。
……これを飲めば、彼女に勝てるのか。
うーん。
職場の昼食の話題。
皆が主婦なので「家計簿」の話題が出る。
ちなみに、生活費どうこうではなく、家計簿をちゃんとつけているか? というお話。
お正月の付録にはついてくるし、主婦雑誌の「フィナンシャルアドバイザーがずばり診断!我が家の家計相談コーナー」は定番だし、エクセルだって家計簿ソフトあるしさ。
まあ、家計を管理するのは生活の必須ですね……なんですが。
「つけてない」
「レシート取って費目割り振りするのが面倒」
「仕事から帰って、また数字合わせる仕事なんかヤダ」
さすがにお子さんがいる家庭は、ちゃんと教育費だの積み立てだのと管理していますが、子供のいない家庭はどんぶり。
「ダメよ、私たちこのままでは!」
「そうですよ、老後破産とか、無意識の間に浪費していざという時貯蓄無しとか、そんな悲劇の元を作っちゃいけません!」
特に夫婦共に収入があると、金銭的にちょっとした余裕が出来るので、そこから油断してつい散財……というケースが多いのです。
高級趣味も多く、買い物でも「普通よりワンランク上」に手を伸ばしやすい傾向があります。
雑誌の受け売り知識によりますと、ちょっと高級生活スタイルのアイテム「ル・クルーゼの鍋」「高級洋食器」「高級車」持っている家庭はヤバいらしい。
結果、喫茶室で悲鳴が上がる。
「やばい! 我が家は車以外は全部あります! ル・クルーゼの鍋もあるし、高級食器どころかポットは50個です! ちなみにティーカップはその倍!」
「あああ、いけない、私、部屋が埋まるほどバックを持っている!」
「家の作りつけの壁面の靴箱、全部私の靴だわ……」
己の物欲を見直しましょう、とお互いに頷き合い、仕事に戻ったのですが。
改めて家計を見直してみると……おや? 食器よりも本とかCDに金を使っている。
ある意味、ちょっと安心。
ふむ。モノカキ志望として、本とCDで破産なら、まあ言い訳がつくか。