陶磁器と文鳥と作劇塾
作劇塾の塾生です。塾での日々、及びアンティークや陶磁器類、そして文鳥の雑文
パクリと参考の境界線

映画観ろ、落語聞け、古典に触れろと、監督ならぬ塾長のかけ声は今日も体育会系。


そう……想像力と妄想力という創作の元、バリエーションを増やすにはあらゆる作品に触れ、他人や外に触れてみようというものです。

そして、書いているカキモノの展開に詰まったら映画を観よう。

何かいい考え浮かぶかもしれない。

……て、わけで。

観ました『新感染』

韓国の映画です。カサンドラクロス×バイオハザードです。


主人公はファンドマネージャー、いわゆる証券マン。

一人娘と母親と高級そうなマンション住まいですが、妻とは別居中。どうやら仕事の虫過ぎて、愛想つかされたらしい。

仕事が忙しくて、娘の誕生日プレゼントに、子どもの日に送ったゲーム機と同じものを送るところに、父親の空回りは見える。

失敗した誕生日プレゼントの代わりに、母親のいる場所へ娘を連れて行く羽目になった主人公。

釜山行きの特急列車に乗り込んだ父と娘、そこにはボロボロに傷ついた女がいて、必死で自分を押さえつけるようにもがいていたのですが……


ゾンビ映画の定番です。感染が広がる閉鎖空間、逃げ惑う人々、団結と仲間割れ、自己保身と自己犠牲のぶつかり合い。群れを成して向かってくるゾンビは、とってもな素敵なイヤさ。

定番だけど、舞台が列車に変わると視点も変わる。面白いな。


ストーリーも勿論でしたが、今回私が観たかったのは『ウィルス感染が広まった場合、特急列車はどう動くのか?』

列車の外もすでに感染が広まっていると、劇中ニュースで報道されるのですが。

感染者たちが暴れている事態を、マスコミはどんな表現で報道するのか? パニックにならないように、市民にどう呼び掛けるのか? 軍隊はどう動くのか? 封鎖する地区のポイントはどこだ?

他の駅にも、感染者がうろついています。しかし、車内にも感染者はいる。

この場合、安全策はどっちを取るんだ? 乗客を降ろすために特急列車は緊急停車するのか? それとも外の感染者から守るために通過?


参考にするのは、設定とかストーリー展開じゃないもん。

これはパクリではない。

素晴らしい、初めてメモをしながら映画を観たよ。

参考にさせてもらうよ、うふふふふ……


でも、劇中のアナウンサーのセリフはパクらせて頂きます。

塾のあっち側

怪談とホラー『表現』の話になる。


実を言いますと、邦画ホラーでコワッと叫んだのは少なくてですね。

あれこれと怪談映画や心霊特集番組を例題を出しながら、何で怖くないんでしょうね~という講義となりまして。

言いたい放題な私。


「いちいちスタジオで悲鳴を上げんでよろしいのです」

「ここに〇〇の霊がいます! と解説する霊能力者など要らん」

「ホラー映画の女優の演技が下手。オーバーリアクション」


怪談の怖さって足元にひたひた押し寄せるか、突然日常に亀裂が入るというような、忍び寄り感も魅力の一つ。

過剰演出は興ざめしちゃうのよ。

「ホラーは、不安定感がテクニックでな」

先生、ある映画監督のカメラワークや構図を例に取ってのご説明。

おおお、確かにそうよ。

清水崇監督の『呪怨』ワタシが何がイヤな感じだったのか、これでよく分かった。

あの家の急で狭い階段が嫌な感じでさ~って、分かって頂けるかしら。


ホラーの映画の構図は、映画の撮り方のお手本通りは異なるらしい。


ふーむ






ぼやき

いくら美と健康に恵まれていようが、それでも健康を気遣うお年頃。

最近運動不足だし、朝に早朝マラソンでもしようかね……と思っていたら、寒くて布団から出られない。

仕方が無いなあ、じゃあ夜に走るか……酒を飲んでいない日に。

と、思ったら酒を毎日飲んでいる。

ぼちぼち禁酒しようかな、と思ったら金曜日。この日に禁酒はちょいと無理。

そうやって、運動不足と飲み過ぎと、己の愚かさが層となって、いつか雪崩を起こさねばいいがと思う今日この頃です。


誰か、良い踏ん切りをつけるような機会を与えてくれないだろうか……

『貴女にはアルコールより、香り高いダージリンの方が似合う。その繊細な指には、チューハイ缶より繊細なマイセン焼きのカップが相応しい』

と、私に本気で囁く正統派美形男子求む。



エンゲル係数からの挑戦

ちょっとは貯蓄というものも考えましょうかと、金の出入りをチェックする。


昼間は会社なので、電気ガス光熱費はまあ、少ないほう。

新聞とか書籍や文化にかかる出費は……削りたくない。

それよりも、エンゲル係数高い。


最近、そんなに外食はしないんです。家で酒を飲むこと多し。

それなのに、なんでこんなに?と考えていたら、ああそうか。

食材が高い。

鹿児島産黒毛和牛のしゃぶしゃぶだの、すき焼きだの、焼き肉だの。

ブリしゃぶだの、一週間に3日は食べていたらそりゃ食費が高いわな。


「心を入れかえて、質素な食事にしよう」

大体、酒を飲むからこんなメニューになるのだ、明日からはカレーとか焼魚とか、そういう健康的家庭料理にしようではないか。

と、心に決めて次の日のスーパーにて。


……トラフグの鍋セット・半額。


まだ、ふぐ食べてないもん。

半額だもん。

あ、ワインまで安い。


エンゲル係数の高笑いが聞こえてくる。

腐った肉でも旨いと言われた旭ポンズが悪い。

家には常に、新しいのを2本常備していたりして。

書きたいけれど

課題以外、読む観るの日々。そろそろ手がムズムズしてきた。

そろそろ、書きたいんだけどなあ、課題以外の小説。

読む観るだけの受身生活も楽しいのですが、こうなると書くのに必死、時間をやりくりして突っ走る生活が懐かしい……といっても、二カ月前くらいのもんですけど。


時間との闘い、焦燥感もありますが、余計な事や煩わしい事や悩みもあっちに放り投げて、ひたすら展開にウンウン悩み、書き進める生活は、部屋は荒れ放題お肌はがさがさ、美貌が通常の75%はダウンしますけどね。


でも、一番キツイのは、書きたいけれど頭に何も浮かばない事。

うあわああ、ずっとこのまま何も浮かんでこなかったらどうしようと、頭抱えて部屋の中をゴロゴロ。

部屋にいても浮かばないので外出でもしてみたら、やっぱり浮かんでこなくて、何を時間の無駄をしているんだよと、見えない何かに当たり散らしたくなる。

こんな時期は相当性格荒んでいる。間違いなく。

無差別通り魔、3歩手前ですわ。


というわけで。

世界の平和のためにも、何か話が浮かびますように……と、先日神頼み。


我ながら、呑気に追い詰められている。